3-5 変形と節点力の計算結果の図形表示
変形と節点力の計算結果の図形表示は、以下の1)~5)で行う。なおパソコンの操作は1-2節を参照。
1)パソコンをWindowsで起動し、ハ-ドディスク上に自分作業用に作成したフォルダ(ここでは hirai )の窓を開く。
2)フォルダ hirai に節点の変位と節点力の計算結果のファイルをコピ-し、そのファイルの名前をR1とする。
3)画面のフォルダ hirai の窓の中のF2DR1.EXEのアイコンをダブルクリックする。
4)画面に新しい窓が開き、表3-8のような表示が上から順に出る。このときアンダーラインを付けた数値の箇所に、?マークが出て一時停止するので、次のア)~ウ)の説明のように図形表示する内容の数値をキ-ボ-ドで入力する。表3-8のアンダーラインの数値は、要素の変形前と変形後の形状を図形表示する場合の値である。
ア)変形前と後の形状を図形表示する場合 0
変形前の形状だけを図形表示する場合 1
変形後の形状だけを図形表示する場合 2
節点力を図形表示する場合 3
イ)変形を図形表示するときの縮尺の値。
ウ)節点力を図形表示すときの縮尺の値。
注意:縮尺の値は、変位と表面力のいずれを表示する場合でもイ)とウ)の両方の所で適当な値を入れることが必要である。そうしないと見やすい図形とならない。
5)窓に入力デ-タ等が表示された後、指定した内容が図形表示される。
図形表示の意味は次のようである。図3-5は、モデル301の変形前と後の図形である。
黒線 変形前の形状
緑線 変形後の形状
赤線 節点力
縮尺 左上のL型の各辺と同じ長さにおける値
8)図形はファイルAAA.BMPに収納され、十数分間表示されると消える。またQのキ-を押すと消える。図形を再び表示するときは、フォルダ(ここではhirai)のAAA.BMPのアイコンをダブルクリックする。
表3-8 変形と節点力の計算結果の図形表示プログラムF2DR1.EXEを作動させたときに窓に出る表示。アンダーラインの数値をキ-ボ-ドからの入力。ただしア)~ウ)の文字は表示されない。
PRE- & POST-DEFORMED ELEMENT FIGURE, FIGU = 0
PRE-DEFORMED ELEMENT FIGURE , FIGU = 1
POST-DEFORMED ELEMENT FIGURE , FIGU = 2
NODAL FORCE , FIGU = 3
FIGU = ? 0 ア)
SCALE OF DISPLACEMENT = ? 20.0 イ)
SCALE OF NODAL FORCE = ? 0.005 ウ)
図3-5 モデル301の計算結果の変形前と変形後の形状