Hirai Takayuki

7章 節点の変位と節点力の計算結果の図形表示

7-1 節点の変位と節点力の計算結果の図形表示

あらかじめ3-1節の準備が必要です。パソコンの操作は2章を参照。

1)パソコンをWindowsで起動し、ハ-ドディスク上に自分の作業用に作成したフォルダ(ここでは hirai )の窓を開く。

2)フォルダ hirai に節点の変位と節点力の計算結果を入れたファイルをコピ-し、そのファイルの名前をR1とする。

3)フォルダ hirai の窓の中の F3DR1.EXE のアイコンをダブルクリックする。

 

PRE- & POST-DEFORMED ELEMENT FIGURE ,FIGU = 0

PRE-DEFORMED ELEMENT FIGURE         ,FIGU = 1

POST-DEFORMED ELEMENT FIGURE        ,FIGU = 2

NODAL FORCE                         ,FIGU = 3

FIGU = ? 3                ア)

ALL NODAL FORCE           , FXYZ = 0

X-DIRECTIONAL NODAL FORCE , FXYZ = 1

Y-DIRECTIONAL NODAL FORCE , FXYZ = 2

Z-DIRECTIONAL NODAL FORCE , FXYZ = 3

FXYZ = ? 0                イ)

SCALE OF DISPLACEMENT = ?  5000.0           ウ)

SCALE OF FORCE        = ?  0.1              エ)

INPUT VIEW DIRECTION

Q1 = ANGLE(DEGREE) FROM X-AXIS TOWARD Y-AXIS

Q2 = ANGLE(DEGREE) FROM XY-PLANE

Q1 =? -135                                    オ)

Q2 =? -45                                     カ)

INPUT ROTATION OF VIEW DIRECTION

Q3 = ANGLE(DEGREE) OF LEFT-HANDED ROTATION

Q3 =? 0                                       キ)

INPUT THE ELEMENTS NUMBER TO DROW

ALL ELEMENTS              WAY = 0

INPUT FROM FILE D2        WAY = 1

INPUT FROM KEY BOARD      WAY=  2

WAY =?  0                              ク)

 

図7-1 節点の変位と節点力の計算結果の図形表示プログラムF3DR1.EXEを作動させたときに窓に出る表示。(すべての要素について節点力を表示するために、アンダ-ラインの数値をキ-ボ-ドから入力した場合)

4)画面に新しい窓が開き、図7-1のような表示が上から順に出る。このときアンダーラインを付けた数値の箇所に、?マークが出て表示が一時停止するので、次のア)~ク)のようにアンダ-ラインの箇所に図形表示する内容に合った数値をキ-ボ-ドで入力する。

ア)FIGU =? で図形表示の内容を聞いてくるので、次のように0~3を入れる。

変形前と変形後の図形を表示する場合  FIGU = 0

変形前の図形を表示する場合      FIGU = 1

変形後の図形を表示する場合      FIGU = 2

節点力を表示する場合         FIGU = 3

イ)FIGU =1~2 のときはここは必要ない。FIGU =3のときX、Y、Z方向のいずれの節点力を表示するか聞いてくるので、次のように0~3を入れる。

X、Y、Z方向のすべての節点力を表示するとき FXYZ = 0

X方向の節点力を表示するとき                 FXYZ = 1

Y方向の節点力を表示するとき                 FXYZ = 2

Z方向の節点力を表示するとき                 FXYZ = 3

ウ)変位を図形表示するときの倍率を入れる。

エ)節点力を図形表示するときの倍率を入れる。

ウ)とエ)の倍率は、常に両方入れることが必要であり、図形表示を繰り返して図形が見やすい適当な値を探す。

オ)図形を見る方向の指定。5-1節のキ)の説明と同じ。

カ)図形を見る方向の指定。5-1節のク)の説明と同じ。

3s_7_1

図7-2 モデル401の計算結果の節点力の図形表示

  キ)図形を回転させる角度の指定。5-1節のケ)の説明と同じ。

ク)表示する要素の番号を聞いてくるので、次の0~2を入れる。

全部の要素について図形表示するとき    WAY = 0

ファイルD2から要素番号を読み込むとき  WAY = 1

キ-ボ-ドから要素番号を入力するとき   WAY = 2

WAY = 1 とした場合は、5-1節のイ)の説明と同じように必要な要素の番号を1行ごとに1つずつ入れ、最後の行に99999を入れたファイルD2を、フォルダ(ここではhirai)に作成しておく。

WAY =2 とした場合は、5-1節のウ)とエ)の説明と同じように、要素番号をキ-ボ-ドで入れ、最後に99999を入れる。

5)ファイルR1に収納している計算結果のデ-タのリストが、順次窓に出た後、指定した内容が図形で表示される。同時に、図形はフォルダ hirai の中のファイル AAA.BMP(見本をディスクに入れている)に収納される。

モデル401の計算結果について、すべての要素の節点力を図形表示すると図7-2になり、変位を図形表示すると図7-3になる。なお、変位は要素の変形として表示される。

6)表示された図形は、QまたはSのキ-を押すと消える。また5分間ほどすると自動的に消える。表示された図形が見にくい場合は、縮尺および図形を見る方向と図形を回転させる角度をを変えてやり直す。

7)図形表示を途中で中止するには、CTRL と C のキ-を同時に押す。

 

3s_7_2

図7-3 モデル401の計算結果の変位の図形表示

8)図形表示の意味は次のようである。

黒線    変形前の形状

緑線    変形後の形状

赤線    節点力

縮尺    左上のL型の各辺と同じ長さにおける値

 

7-2 図形の保存と加工

5-2節と同じ。

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