Hirai Takayuki

8)その他の研究

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8) その他の研究

 

8-1 補強筋とマトリックスの付着に関する研究

鉄筋に替えて、アルミニ-ム筋や新素材の連続繊維を合成樹脂で固めた補強筋で、コンクリート等のマトリックス(母体になる材料の意味)を補強する方法が試みられていた。そのときの補強筋とマトリックスの間の付着性状を、実験と数値計算で考察した。

弾性係数の違い、補強筋の表面の形などを検討し、これらの補強筋が使えることの裏付けを得た。

研究成果

214 無機マトリックスと          昭和51年    日本建築学会大会学術講演梗概集

補強筋の付着機構(その            10月    (著者 岸谷孝一, 平居孝之、)

1研究方法と試験結果)

203 無機マトリックスと          昭和52年    日本建築学会大会学術講演梗概集

補強筋の付着機構(その            10月     (著者 岸谷孝一, 平居孝之)

2付着性能と異形筋の表

面形状)

@@ アルミニ-ム異形筋        昭和57年    大分大学工学部研究報告

の付着試験                     2月         第8号   PP159-16

(著者 平居孝之、永松静也)

@@ アルミニウム異形        昭和59年    大分大学工学部研究報告

筋の表面形状と付着性         12月      第11号  P271ー282

能に関する研究                           (著者 平居孝之、永松静也、山崎均)

271 有限要素法による       昭和61年    大分大学工学部研究報告

異形筋と無機マトリッ        3月      第13号 P151ー158

クスの付着機構の解析            (著者 平居孝之、村上聖)

119 新補強材とコンクリ-        平成2年   日本建築学会大会学術講演梗

トの応力伝達に関する研究         10月      概集A(著者 桑原英一郎、

(その1付着の解析方法)                      平居孝之、岸谷孝一)

118 新補強材とコンクリ-        平成2年   日本建築学会大会学術講演梗

トの応力伝達に関する研究         10月     概集A(著者 平居孝之、岸谷孝一、

(その2付着の解析結果)                      村上聖)

 

8-2 異種材料の接合面の応力の解析

異なる金属材料を溶接で接合したときに、溶接時の高温から常温に温度低下するときに界面接合部に生じる残留応力を解明することが必要とされた。これを、個体の変形と応力の数値計算ソフトを用いて研究した。研究は、寺崎俊夫氏が中心に行い、平居孝之は数値計算の支援を行った。

研究成果

143 残留応力の整理パ           昭和62年    溶接学会論文集、第5巻第4号

ラメータ(異種材料の          11月     (著者 寺崎俊夫、瀬尾健二、平居孝

界面接合部に生ずる残                         之) pp103-107

留応力について第1報)

142 残留応力に及ぼす           昭和63年   溶接学会論文集、第6巻第

材料定数、試験片寸法             5月         2号、(著者 寺崎俊夫、

の影響(異種材料の界                平居孝之、瀬尾健二)

面接合部に生ずる残留                         pp88-92

応力について 第2報)

228 界面端部の近傍に           平成2年    溶接学会論文集、第8巻第

生ずる残留応力につい             11月       4号、(著者 寺崎俊夫、

て-異種材料の界面接                秋山哲也、瀬尾健二、平居孝之)

合部に生ずる残留応力                         pp51-56

について(第3報)-

113 異材継手の界面接          平成3      溶接学会論文集、第9巻第

合部の端部に存在する             5月        2号、(著者 寺崎俊夫、

き裂のg値について-                秋山哲也、平居孝之)

異材継手の強度評価試                        pp74-79

験片寸法について(第

2報)-

109 溶射部材に生じる          平成3      溶接学会論文集、第9巻第

界面端部近傍の残留応            8月        3号、(著者 寺崎俊夫、

力について                     秋山哲也、平居孝之、瀬尾健二)

pp112-118

 

8-3 シーリング材の接合性能に関する研究

シーリング材は建築部材や仕上材の境目をシールするために使われており、建築部材のムーブメント(位置のわずかな動き)に長期間追従する必要がある。このため耐疲労性を調べる必要があり、実験とシーリング材の形の変形の数値計算により研究した。研究は田中享二氏が中心に行い、平居孝之は数値計算を担当した。

研究成果

102 シ-リング材の断           平成4年    日本建築学会構造系論文報告集、

面形状の耐疲労性に及       8月     No.438、(著者 田中享二、

ぼす影響                                      平居孝之、橋田浩、小池廸夫)

pp23-29

50 シーリング材のせん断     平成9年   日本建築学会関東支部研究報告集

疲労に対する断面形状の影響     3月     pp149-152、

(著者 宮内博之、田中享ニ、

平居孝之)

  • 矩形断面をもつシ-リ    平成10年  日本建築学会大会学術講演梗概集、

ング材のせん断疲労に及      9月     pp269-270、(著者 申英珠、

ぼす断面寸法の影響               宮内博之、平居孝之、田中享二)

51 シーリング材のせん断     平成10年  日本建築学会大会学術講演梗概集、

疲労に及ぼす断面形状の影響     9月      pp271-272、(著者  宮内博之、

田中享ニ、平居孝之)

@@ シ-リング材のせん      平成10年  日本建築学会構造系論文集、

断疲労に及ぼす断面寸法           9月     No.511,(著者 田中享二、宮内博之、

と形状の影響                                 平居孝之) pp47-52

238 Effect of Cross-sectional   平成10年  Science and Technology of Building

Shapes of Polysulfide Sealant on        Seals, Sealants, Glazing and

Shear Fatigue Resistance to                  Waterproofing 7th Volume, STP1334,

Sliding Joint Movement                     American Society for Testing and

Materials, 1998,pp543-550,

(著者 Kyoji Tanaka, Hiroyuki

Miyauchi and Takayuki Hirai)

234 EFFECT OF CROSS-     平成12年 RILEM Symposium on Durability of

SECTIONAL SIZE AND SHAPE               Building and Construction Sealants,

ON THE FATIGUE RESISTANCE               Fort Lauderdale, 2000, pp87-96

OF SEALED JOINTS TO SHEAR        (著者 Kyoji Tanaka, Hiroyuki

MOVEMENT                   Miyauchi, Takayuki Hirai)

 

8-4 PCカーテンウオールに関する研究 

鉄骨骨組にプレキャストコンクリートの外壁パネルを取り付けてビルを建設する工法(PCカーテンウオール工法)において、パネルを鉄骨に取りつける部分(ファスナーという)にかかる応力を調べて安全性を確かめる必要があり、これについて研究した。

研究成果

147 PCカーテンウオー   昭和62年  日本建築学会大会学術講演梗概集

ル製造のための電算利用   10月    A、P987(著者 平居孝之、岡成一、

に関する研究(その1           村上聖、川東正芳)

電算利考え方)

146 PCカーテンウオー   昭和62年  日本建築学会大会学術講演梗概集

ル製造のための電算利用   10月    A、P989(著者 平居孝之、山崎均、

に関する研究(その2              岡成一、津守義尋)

部材計算プログラム)

145 PCカーテンウオー   昭和62年  日本建築学会大会学術講演梗概集

ル製造のための電算利用  10月     A、P989(著者 岡成一、平居孝之、

に関する研究(その3              三木信博、山本隆)

部材計算プログラムの利用例)

128 PCカーテンウオー   平成元年  日本建築学会大会学術講演梗

ルファスナーの応力解析   10月   概集A(著者 著者 清水弘美、平居孝之、

(その1数値計算方法)         岡成一)

127 PCカーテンウオー    平成元年  日本建築学会大会学術講演梗

ルファスナーの応力解析   10月   概集A(著者 著者 笠木耕一、平居孝之、

(その2コンクリート自        岡成一)

重支持部)

@@ PCカーテンウオー    平成2年  日本建築学会大会学術講演梗

ルファスナーの応力解析   10月    概集A(著者 著者 平居孝之、家藤太志、

(その3コンクリート自         岸谷孝一、岡成一)

重支持部の引張応力度の解析)

 

8-5 木材と竹繊維の利用に関する研究

木材、木炭、竹繊維の自然素材の利用に関する研究は、佐藤嘉昭氏と大谷俊浩氏が中心に行ったものである。

研究成果

40 自然素材を活用した建築  平成12年  日本建築学会研究報告九州支部,

ボ-ドの開発-木炭と竹繊維  3月     pp125-128、(著者 佐藤嘉昭、

の有効利用-その1研究目的          小野篤徳、清原千鶴、大谷俊浩、

および実験計画                永松静也、平居孝之)

39 自然素材を活用した建築  平成12年    日本建築学会研究報告九州支部,

ボ-ドの開発-木炭と竹繊維   3月     pp129-132、(著者 小野篤徳、

の有効利用-その2曲げ強           佐藤嘉昭、清原千鶴、大谷俊浩、

度試験の結果                 永松静也、平居孝之)

36 木材と竹繊維を使用したセ  平成12年   日本建築学会大会学術講演梗概集,

メント系複合材料の開発に関  9月      pp1025-1026(著者 佐藤嘉昭、

する研究(その3 ボード型          大谷俊浩、清原千鶴、永松静也、

供試体の作製)                平居孝之、小野篤徳)

35 木材と竹繊維を使用したセ  平成12年   日本建築学会大会学術講演梗概集,

メント系複合材料の開発に関  9月      pp1027-1028(著者 大谷俊浩、

する研究(その4 曲げ強度          佐藤嘉昭、清原千鶴、永松静也、

試験および調湿性試験の結果)         平居孝之、小野篤徳)

31 自然素材を活用した建築  平成13年    日本建築学会九州支部研究報告,

ボ-ドの開発-木炭と竹繊維   3月     pp137-140 (著者 佐藤嘉昭、

の有効利用-その3糖分分析          荒川堅太郎、大谷俊浩、清原千鶴、

試験および硬化障害試験)           永松静也、平居孝之)

30 自然素材を活用した建築  平成13年    日本建築学会九州支部研究報告,

ボ-ドの開発-木炭と竹繊維   3月     pp141-144 (著者 荒川堅太郎、

の有効利用(その4ボード型          佐藤嘉昭、大谷俊浩、清原千鶴、

供試体の曲げ強度試験結果)          永松静也、平居孝之)

28 木材と竹繊維を使用したセ  平成13年   日本建築学会大会学術講演梗概集,

メント系複合材料の開発に関  9月      pp1027-1028(著者 佐藤嘉昭、

する研究(その5 加圧成形          大谷俊浩、荒川堅太郎、清原千鶴、

した供試体の曲げ強度試験お          永松静也、平居孝之)

よび調湿試験の結果)

26 自然素材を活用した建築  平成14年    日本建築学会研究報告九州支部,

ボ-ドの開発-木炭と竹繊維   3月     pp129-132、(著者 佐藤嘉昭、

の有効利用-その5耐久性の          大谷俊浩、清原千鶴、荒川堅太郎

検討                     永松静也、平居孝之)

23 木材と竹繊維を使用したセ  平成14年   日本建築学会大会学術講演梗概集,

メント系複合材料の開発に関  8月      pp325-326(著者 佐藤嘉昭、

する研究(その6 耐久性の          大谷俊浩、荒川堅太郎、清原千鶴、

検討)                    永松静也、平居孝之)

 

8-6 ポーラスコンクリートに関する研究

ポーラスコンクリートに関する研究は、大谷俊浩氏が中心に行ったものである。

研究成果

29 ポーラスコンクリートの結  平成13年   日本建築学会九州支部研究報告,

合材の分布状態が強度特性に   3月     pp149-152 (著者 村上聖、

及ぼす影響に関する研究            佐藤嘉昭、三井宣之、永松静也、

供試体の曲げ強度試験結果)          平居孝之、清原千鶴)

27 結合材が不均一に分布した  平成13年   日本建築学会大会学術講演梗概集,

ポーラスコンクリ―トの力学  9月      pp409-410(著者 大谷俊浩、

特性に関する実験的研究            村上聖、佐藤嘉昭、三井宣之、

平居孝之、清原千鶴)

25 寸法が異なるポーラスコン  平成14年    日本建築学会研究報告九州支部,

クリート供試体の作製に関   3月       pp53-56(著者 大谷俊浩、佐藤嘉昭、

する基礎的研究                 三井宣之、清原千鶴、平居孝之、

荒川堅太郎)

232 ポーラスコンクリート    平成14年  ポーラスコンクリートの設計・施工

モデル供試体の圧縮強度と    5月     法と最近の適用例に関するシンポジ

その理論に関する研究             ウム論文集pp55-62、日本コンクリ

ート工学協会、(  著者 村上聖、

大谷俊浩、三井宜之、平居孝之)

22 寸法が異なるポーラスコン  平成14年    日本建築学会大会学術講演梗概集,

クリート供試体の適切な締固  8月       pp677-678(著者 大谷俊浩、村上聖、

め量の検討                   佐藤嘉昭、平居孝之、清原千鶴)

17  自己充填型曲げ補強ポーラ  平成15年    日本建築学会研究報告九州支部,

スコンクリートの開発研究   3月       pp33-36(著者 大谷俊浩、村上聖、

佐藤嘉昭、三井宣之、清原千鶴、)

平居孝之、三島剛)

15 ポーラスコンクリートの圧縮  平成16年   日本建築学会構造系論文集 No.585

強度特性に及ぼす影響因子に関  11月     pp31-37 (著者 大谷俊浩、村上聖、

する研究                    佐藤嘉昭、三井宣之、平居孝之)

14  理想球形骨材によるポーラス  平成16年   日本建築学会構造系論文集 No.586

コンクリートモデル供試体の圧  12月     pp7-13 (著者 大谷俊浩、村上聖、

縮強度理論                    佐藤嘉昭、三井宣之、平居孝之)

13 ポーラスコンクリートの圧縮  平成17年   日本建築学会構造系論文集 No.590

強度推定式の構築に関する研究  4月      p25-30  (著者 大谷俊浩、村上聖、

する研究                    佐藤嘉昭、三井宣之、平居孝之)

 

8-7 その他の研究

研究成果

11 瀬戸内海沿岸における資源  平成19年  日本建築学会九州支部研究報告,46号

涵養と漁港施設の立地に関す  3月     pp577-580(著者 中澤公伯、宮崎隆昌、

るマクロ的な考察              末永慶寛、星野高士、菅雅幸、平居孝之)

9 瀬戸内海沿岸における資源  平成20年  日本建築学会九州支部研究報告,47号

涵養と漁港施設の立地に関す  3月     pp465-468(著者 中澤公伯、三井和男、

るマクロ的な考察(その2)         宮崎隆昌、末永慶寛、星野高士、菅雅幸、平居孝之)

  • 顔料混入セメント系材料の           Cement Science and Concrete

色彩、力学的特性および遮熱・                    Technology, Vol.67, p618-625

断熱特性に関する基礎的検討           山口信、平居孝之、近藤正一

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